こんにちは。チャンです。
今回は「物流の基本」をテーマにお話しさせていただきます。
そもそも物流とは、「商品(物)が届けられるまでの一連の流れ」の事を言います。
インターネットで購入した商品が注文者のもとに届くまでの工程、企業が小売店などに商品を納品するまでの工程、どちらも「物流」と言えます。
「物流」と聞くと、まずはトラックで荷物を運ぶことを想像する人が多いのではないかと思います。
もちろんそれも物流の役割の1つです。
物流拠点間を長距離移動させるのを「輸送」、物流センターから消費者に物を届ける短距離の移動を「配送」と言います。
また、倉庫などで商品を保管することも物流の中に含まれます。
商品を倉庫へ出入庫する際に発生する作業のことを「荷役」といいます。
商品を衝撃や汚れから守るために「梱包・包装」をする作業も物流における機能のひとつです。
「梱包・包装」には3種類あり、個別に包装するのが「個装」、商品をそれぞれの特性に合った容器に入れるのが「内装」、段ボールや缶などでまとめるのが「外装」と言います。
例えば、一つ一つビニールで包まれた、箱詰めのチョコレート50箱分が一つの段ボールにまとまった荷物があるとします。
「段ボール」が外装、チョコをまとめる「箱」が内装、チョコを包む「ビニール」が個装になります。
袋に詰めたり、ラベルを張ったりする作業を「流通加工」と呼びます。
商品に値札を貼るのも「流通加工」の作業の一つです。
WMS(ウェアハウスマネジメントシステム=倉庫管理システム)などを用いて、ネット上で在庫管理やピッキング指示など現場で使用する資料を発行するなど、倉庫内の業務を効率化しています。
私が所属している東運ウェアハウスでもこのシステムを導入しており、事務担当の方が日々利用して、現場のサポートをしています。
このように、物流現場には専門的用語が多く用いられています。
しかし難しいものではなく、現場を経験すると自然と覚えられます。
イーソーコグループの物流不動産ビジネスは、物流が主軸の一つです。
現場を知り、基本の物流を学ぶことで、初めて物流不動産ビジネスを理解する土台が出来ます。
私も2年目になり、10月より本配属となった新入社員が現場に加わりましたので、物流の知識を伝えつつ、自身もより現場で学んでいけるように頑張ります。