JOURNAL

入社1年目・小林(望)「物流現場で倉庫を知り営業に生かす」

【小林 望恵】
2021年4月に新卒で入社。
6ヶ月間の研修を経て、現在は東運ウェアハウス株式会社に配属。

こんにちは!小林望恵です!

今回は私の仕事の話についてお話ししたいと思います。

 

私は現在、下記のようなローテーションで業務を行っています。

 

月~水曜日:東運ウェアハウスの現場作業

木~金曜日:イーソーコにて営業・営業事務

 

東運ウェアハウスでは主に、現場に出て入庫される荷物の対応や、その日出庫する荷物を探し、指示通りに準備をするなど、体を動かして業務にあたっています。

最近ですと、東運ウェアハウスの12月前後の繁忙期は年末というところもあり、入庫・出庫が激しく、本当に忙しい毎日でした。

常に時間との勝負で、毎日アスリートのような気持ちで望んでおりました。(笑)

 

「何時までにどの出庫準備を終え、何時までに出庫する。」ということを頭の中で反芻させながら、運送会社様が荷物の集荷にいらっしゃるまでに、いかに終わらせるかが重要になります。

また、東運ウェアハウスでは複数の運送会社様を利用しており、会社ごとに集荷時間が違うので、どの荷物を優先的に準備するかなどを考えて出庫する必要があります。

 

忙しい時は一つの商品をとっても入庫の回数が約3倍に増え、その大量に入庫したものもその日に出庫されていくという状態になります。

また、事務の方と連携をとり、少しでも午前に隙間時間をみつけては業務を行い、午後に仕事が回らないように奮闘しております。

 

午前にできるだけ仕事を終わらせたいのは、倉庫内のサイクルに理由があります。

東運ウェアハウスでは基本的に、午前中に荷物を入庫し、午後に出庫作業を行います。

出庫するにも指示が来たらすぐできるというわけではなく、現場作業に必要なラベルや運送会社向けの伝票などを作成する必要があるため、

その作業時間を鑑みて、基本的には午前中~お昼過ぎにかけて出庫指示が来ます。

しかし入庫する荷物が運ばれてくる際に交通機関の影響でトラックが遅れたり、急遽荷主様から出庫依頼の指示が来ることもあります。

午後は午前中に来た指示をこなすために出庫量も多い上、荷主様から急遽以来のあった伝票もあるので、

それをしっかり対応するためにも、午前中になるべく終わらせて余裕を持つ必要があるのです。

現場で働くと、どのようなタイムスケジュールで倉庫全体が動いているのか、運送会社様はどのタイミングでいらっしゃるかを把握し、やるべきゴールに向けてどう動くのが効率が良いのか、考えて動く必要があることを実感できます。

何より倉庫の大空間をどのように活用し、どんな荷物をどのように保管するのが良いのかを実際にやりながら学ぶことが出来ます。

 

そのように現場の経験を踏まえてイーソーコで物件情報を入手しにいくと、見えてくるものが増えました。

 

例えば、棚上のスペースを空きスペースとして紹介してくださるオーナー様がいたとします。

これから仮にそのスペースに荷主様が預けた荷物は、入庫してどのような導線で運ばれてくるのか、棚上でハンドフォークによって荷物を移動する場合にどのくらいのパレット数だからどのくらいの作業時間になるのかなど、現場で実際にやっている動きを想像しながら、考えます。

出入りが激しい荷物なのか、そうでない荷物なのかによっても置く場所や積む順番が変わるので、作業の利便性の面を考えて、どんな荷主の方に適しているのか考えることができました。

 

また、訪問先で倉庫会社様や物流会社様とコミュニケーションを取るにあたっても、現場を経験しているからこそ分かる話や親近感が湧くことがあり、空気感を少なからず理解できるようになりました。

 

倉庫という「商品」の理解を深めることで、その倉庫物件の売りがみえてくると思いますし、お客様のニーズを汲み取って、状況をリアルに想像することで探している物件の理想形が見えてきます。

理解度をあげるにも、不動産という性質上理想と現実のギャップを埋めていきながら物件探す作業にも、倉庫を知っていることが重要だと思います。

その知識を日々実践で身につけさせていただいております。

 

営業として週に活動できる数日の中で最大限成果を出すために、「1人でできる仕事は空き時間に早く終わらせ、自分以外がいなければできない仕事にメインの時間を使う」を心に留めて、日々精進しております。

 

今回記事を書くにあたって、先輩方の過去の記事を読んでいたのですが、初めて知ることばかりでした。

まだまだ知識不足で反省の気持ちが湧いてくると同時に、「これらすべての知識を超えていくぞ!」という気持ちが出てきて、やる気がみなぎってきました!

 

常に毎日初心に帰って、自分のクオリティに向き合う必要があると考えます。

なぜなら、人は慢心する生き物だと思うからです。

物流不動産ビジネスは、物流と不動産どちらの専門的な知識も必要不可欠ですので、毎日勉強と実践を繰り返し、全力投球で頑張っていきたいと思います!

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