JOURNAL

入社3年目・東島「現場における後輩の教育」

【東島 海星】
2021年4月に新卒で入社。
6ヶ月間の研修を経て、現在は東運ウェアハウス株式会社に配属。

こんにちは、東島です。

今回は現場における後輩への指導について、お話したいと思います。

 

現在、私は東運ウェアハウスに所属し、倉庫で保管荷物の入出庫業務を行っております。

今年でイーソーコグループに入社し3年目になり、後輩も増えてきました。

 

イーソーコグループは、物流・不動産・建築・人財などの様々な業種を得意とする会社が集まっているため、必ずしも倉庫現場で仕事をしたい人財が入社するわけではありません。

実際、入社時点で現場経験が無い人が過半数を占めます。

しかし、経験がないということは裏を返せば吸収できる量も多く、他会社での作業を経験していないので固定観念もなく、教えがいがあると思っています。

 

その中で私が特に教えていることは、「荷物管理の重要性」と「業務・荷物の優先順位の付け方」です。

 

大手倉庫のようにハンディ(※1)という機械で読み取り、荷物の情報を管理し、入出庫作業を行うというような作業工程がないため、ロケーション管理(荷物がどこにあるのかの管理)はかなり自由度があると言えます。

※1:用語集「ハンディターミナル」(大和物流株式会社)

そのため、各荷主が所有する荷物の種類や形態に合わせた管理の方法を、入出庫と同時に行う必要があります。

いつ・どのくらいの量が入庫になり、いつまで保管し、荷物を梱包したりラベルを貼ったりなどの加工するのか、あるいはそのまま加工せず出庫するのかなど、お客様にヒアリングしたうえで、他の荷主様の荷物に支障が出ないよう、慎重に管理していきます。

 

倉庫の業務は荷物を持ってきたり、倉庫の荷物を輸送するドライバーとの兼ね合いもあるため、タイムスケジュールがある程度決まっています。

かなり先の時期に出庫する荷物を動かしやすいところに置いてしまったり、翌日の入庫量が多いのに置くスペースを確保していないなどの要因が積み重なると、作業が時間内に終わらなくなってしまう危険性が出てきます。

ですので、やりたい作業を行う前に目的外の荷物を動かす作業をするという無駄な作業はなるべく避けられるようにロケーション管理を行う必要があります。

 

そのため、倉庫作業においてはこれから来る作業の準備も含め、タスクごとに優先順位付けを行うことは大事です。

先のことを見据えた荷物の管理と、業務の優先順位の付け方をここまで学べるのは、東運ウェアハウスだからこそだと思います。

 

自身が良いと思った管理の仕方を実践しても、もっと良い方法がないか考えることができる環境ですので、なるべく後輩には自分で考えてもらうように促しています。

 

しかし、どうしても思いつかなければ私の考えを説明しています。

それを聞いて実際荷物を動かすのは後輩自身なので、その方法を実際に行うか判断をしてもらっています。

 

最初にも述べましたが後輩は未経験者が多いため、私が思いつかない管理方法であったり、作業のやり方を教わる良い機会ですので、なるべくコミュニケーションを取っています。

私自身も後輩に追い抜かれないよう、倉庫についてだけでなく、物流全体のことを勉強していきたいなと思います。

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