JOURNAL

入社1年目・小野寺「イーソーコ総合研究所に所属して」

【小野寺正浩】
2023年4月に新卒で入社。
3ヶ月間の研修を経て、株式会社イーソーコ総合研究所に配属。

みなさんこんにちは。23卒の小野寺です。

私は同期と比べると少し特殊な動き方をしまして、今年の5月より、ジョブローテーションを経ずに一足先にイーソーコ総合研究所(以下:総研)に所属しました。

その分、総研のことは人一倍知っているので、業務内容とイーソーコグループ内の立ち位置についてご説明させていただければと思います。

 

総研のイーソーコグループ内での役割の一つは、「倉庫ドクター」として老朽化した倉庫の点検や維持管理、修繕、また倉庫に新しい価値を生み出す「倉庫リノベーション」における企画・設計・施工・コーディネート業務などを中心とした「総合建築業」です。

 

近年、物流REIT(※1)の隆盛に伴い、大型倉庫の開発・賃貸を行なう「倉庫デベロッパー」によって、郊外型の大型物流施設が相次いで建設されています。

そういった潮流の中で、従来型の都市近郊にある中小型の倉庫に空きが出るようになりました。

総研は、そういった従来型の倉庫を、オフィスや商業施設、イベントスペースなど、新たな用途に生まれ変わらせるリノベーションサービスを提供しています。

※1物流リート:投資家からの資金で物流不動産(倉庫)を購入し、家賃収入や売却益を投資家に配当する、物流不動産に特化した「不動産投資信託」のこと。(参考:日本通運ロジスティクス用語集・物流施設特化型リート

 

倉庫には、高い天井や柱のない広いスペースがあるなどの特徴があり、それらを活かしたユニークな空間づくりが可能です。

スタジオやカフェ、最近ではボルダリングジムなどに使用される例が多く、倉庫特有の謂わば「インダストリアル感」が逆にスタイリッシュさを演出しているとして、需要が高まってきています。

総研は、豊富な実績とノウハウを活かして、そういった顧客のニーズに応じた倉庫リノベーションを実現しています。

 

また、総研では倉庫の維持管理、倉庫リノベーションのほかにも、コンサルティングなどの、物流不動産に関するワンストップなトータルサービスを提供しています。

近年の、特にコロナ禍以降より顕著になって来たネット通販(Eコマース)の拡大や、とうとう来年に迫ってきた2024年問題に向けて、物流施設のニーズは多様化してきており、顧客それぞれに応じた最適なサービスを提供する必要が出てくるでしょう。

 

従いまして、物流の機能(輸送・保管・梱包・荷役・流通加工)考えたとき、輸送を除く機能は倉庫に求められるようになります。

そういったことからも、物流を円滑に機能させるためには、荷物を預ける荷主を含め、物流施設に関連する業務を業界の垣根(物流・不動産・建築・金融・IT)を越えてトータル的な仕組みから考えることが必要です。

 

そういった俯瞰的な視点を持った物流業務・建築業務の高度な専門知識を有する人財が在籍し、物流業務における問題の発見・解決策のご提案・業務改善の補助・物流戦略の提言など、様々な問題に対応するのが総研です。

 

結びになりますが、そんな総研で一日でも早く役に立てるよう、大学院で物流を研究してきた実績を活かし、日々の業務で積極的に取り組んでいきたいと思っております。

ありがとうございました。

.

■イーソーコグループ Facebookはこちら
■イーソーコグループ Instagramはこちら