みなさん、こんにちは。
イーソーコ株式会社の松本です。
前回、入社2年目・松本「まちづくりを目指して、今思うこと」Vol.2まちづくりとは結局何か?」の投稿で予告した「まちづくりと仕事との共通点や面白み」をお話させていただきたいと思います。
前回まちづくりについてお話させていただきましたが、今回はより普段のイーソーコでの業務にクローズアップして、いくつかの項目で具体的にお話させていただきたいと思います。
〇業務対応エリアが広い
業種等によって変わってきますが、オフィス内のみや1市町村区や1都道府県に留まらず、営業で外出する先が複数の都道府県を横断します。
それは、お客様よりご相談いただく案件が複数あるからという理由だけでなく、1案件だけでもエリアも幅広く、『面』で見て対応する必要があるためです。
倉庫探しにおいても、お客様の希望地域だけを見るのではなく、交通アクセスや渋滞、従業員の方の通勤、物流ルートを考慮しなければならず、希望地域から多少外れてしまったとしても物件のご提案をするというのは大事であると考えています。
〇自治体の特徴
それぞれの自治体において、以前は用途地域の設定がなかった地域で、倉庫が建てられない市街化調整区域への設定や土地区画整理事業をするなどというケースがあります。
例えば『倉庫は昔から建っていて運用しているが、事務所を新たに建てたい。』というご希望の場合に、この土地では建てられないという状況が起きたりします。
その際に、『自治体ごとにどのように決められているのか。』や『開発計画や政策等がどのように進められているのか。』等も調査してみないと、実際のところできるのかできないのか、分からないことも多いです。
しかし、私は「物流拠点が増えるということは、企業の誘致につながったり、雇用の創出といった面で『まちづくり』と言えるのではないか」と考えています。
物流×工場といった生産拠点が連動して誘致するケースにも繋がることもあるので、当初考えていなかった案も出てきたり、逆にこちらからより良い物流のあり方をご提案させて頂く機会もあるのでは、と感じています。
〇倉庫でモノを保管するということ
倉庫では様々な物を保管し、そこから様々な場所へ運んでいます。
工場や個人宅など、物流は私たちの生活に欠かせないものです。
特にコロナウイルスの影響がある中、これまで以上にインターネット通販での買い物が増えてきて、より物流のリードタイムの短縮や、倉庫・インターネット販売サイトにおいて、人からロボットやAIの活用に徐々にシフトされつつあり、ITシステムの整備等が必要とされてきます。
倉庫では物を保管していくだけでなく、商品の包装やセット組等の加工業務、しいては温度管理のできる倉庫が少ない中、冷蔵や冷凍品の取り扱い需要も増えており、より倉庫での作業が発生し、保管業務以外の必要性も増えつつあるのかなと感じています。
人々の暮らしに直結する物流をどう変えていくかという視点に立っても、非常にやりがいのある仕事だと感じています。
〇物流業界のヒト
物流業界だけとは言いませんが、普段様々な方々と接する中で、物流業界の方々は人によって特徴は違えど、良い人ばかりで、初見の方でも受け入れていただけていると思っています。
(わたしだけが思っているのかもしれませんが笑)
特に社会人2年目の私にも物流に関していろいろなことを教えていただけます。
こうした物流業界人の温かみが、物流業界だけでなく、地域のネットワークとなり、日々の生活においてもまちづくりに繋がっていければ良いなと思っています。
それに加え、物流というのは様々な業界の物流を担っているため、より多種多様な方と関わる機会も多いので、ネットだけに限らず、電話や直接会う仕事を通してでも様々な付き合いの輪が広がっていくと良いなと思っています。
〇最後に
「まちづくりを目指して、今思うこと」をテーマに3回に分けて思いのままに書かせていただきましたが、業界の方々から見ると、まだまだ不十分な点も多いかと思います。
ご指導やご指摘をどしどし募集しておりますので、Facebookやお会いした際にお申し付けくださいませ!
しかしながら、物流の転換点を迎えている現在、私としてはまちづくりを肝に、個人として何ができるのか、チームとして何ができるのか、はたまた賃貸or寄託倉庫を営業するだけで良いのかを問いながら仕事に励んでいます。
物流のかゆいところに手が届くように、物流の痛いところを解消できるように、上を向いて、先を読んで、駆け抜けていきたいと思っています!