こんにちは、2年目の渡辺です！
今回は営業における、最近の意識の変化について書いていこうと思います。
営業として活動し始めた頃は、第一の目的は契約を決めることと思っていましたが、契約を決めた先のお客様、オーナー様ややりとりしている同業者様、そして私たちの3者間でトリプルウィンを目指し、お客様に喜んで頂くことが最終的なゴールだと考えています。
しかし、不動産仲介は”センミツ”と言われる1000件に3件程度の成約率と言われている業界です。
最近では倉庫をオフィスやボルダリングジム、カフェ、家具のショールームなど様々な用途にリノベーションする事例が増えています。
これらは新しいビジネスの創出にはなりますが、お客様にとっては相当な費用をかけることにもなります。
先日、お客様からこんな言葉を聞きました。
「会社として大きな選択をする。」
私はこの1年と少し、一般的な不動産とは違い、多額の費用がかかる上に真新しい事を手掛けるお客様とオーナー様の間に立つ一人として、両者それぞれ何がベストであるのか、正解がない中で考え続けてきたつもりでした。
分かっていたとしても直接そのような声を聞くと、やり取りをしている自分の言葉や行動が相手の決断を左右してしまうのだという大きな責任を改めて感じ、自分の仕事に対しての考え方を見つめ直すきっかけとなった、心に刺さった言葉でした。
当たり前かもしれませんが、お客様、オーナー様は共通して必ず新しい未来や可能性を見据えた夢や想いがあります。
物流不動産ビジネスには、相手の方がどの業界でも幅広く夢を叶えられる可能性があり、その手伝いができるこの仕事に希望や醍醐味を感じています。
目の前の結果を追い求め、自分の仕事を全うするだけでは、この業界においての営業ではただ自社のみのウィンにもなってしまうこともあります。
仲介として両者の考えている先や新しい一歩の瞬間に携わることに責任を持ち、たとえ成立したとしてもその後の様子や状況を都度把握して、寄り添い続けられる営業マンになりたいと思います。
日々の中で嬉しいこともあれば、落ち込むことも沢山あり、2年目としてまだまだ未熟者です。
それでもめげずに高みを目指して、関わる全ての人をプラスの方向に導くことができる人財に成長していきたいと思います。