はじめまして。港区海岸3丁目からこんにちは。
1年目の岩男です。
10月3日(月)に弊社で内定式が開かれました。
1年前、内定式に新鮮な気持ちで出席した自分を思い出します。
思い出したついでに、今回は私の就活談をお話ししようと思います。
私が就活を始めたのは1年前の夏でした。
当時大学5回生で、社会に対する漠然とした不安が依然として大きかったことを覚えています。
「ES」、「学チカ」など、まれに聞こえてくる諸々の就活専門用語に対する不安と恐れが、私の就活嫌いを加速させていたようにも思います。
リクルートスーツに身を包む同級生を横目に見ながら、「就活とは個人の人格を抑圧するなんと残酷な儀式か」と強い忌避感を覚えたものです。
日本社会と就活に対する偏見から、なかなか一歩が踏み出せずに、ずるずると留年を重ねることになってしまった私でしたが、卒業も半年後に迫った大学5年目の夏にようやく就活の手順を踏もうと決意することができました。
就活を始める時期が私は遅かったようで、それなりに大変でした。
とにかくノウハウを探ろうと大学のキャリアセンターに駆け込んで面談をし、「ES」の存在意義と「学チカ」の有用性をそこで初めて知りました。
来年春には入社にこぎつけたかったため、戦略を持って就活プランを練る必要があると考えられたのも、キャリアセンターの方との面談があってこそでした。
面談の最初の数回は、口酸っぱく「自己分析だ」と言われたものです。
大学で勉学に打ち込む中で、「自己」というのが如何に虚構と幻想にまみれた概念であるのかを痛感していた私にとって、これは非常に頭が痛い作業でした。
自分でいくら考えても「自己」が発見できないのです。
結局、「自己がない」ことでしか「自己」を規定できなかった私でしたが、どうやらそこまで思いつめて考える必要もなかったらしく、キャリアセンターの方曰く、「就活に必要な自己分析とは、自分がどこでどのように働きたいのかを考える」という程度のものでした。
しかし難しかったのは、「自分がどの業界で働きたいのか」ということです。
学生の身分からすると目の前には無数の選択肢があり、それだけに会社選びは非常に難しい問題でもあります。
とにかく自分の価値が見出せそうな業界を、と見立てて、私は物流の業界に絞りました。
自分の価値観がある程度活きるのかしらと思ったのです。
保守的な物流業界であるがゆえに、近々必ず起きるであろう物流革命の波にあわよくば私も乗っかりたいという本音もあります。
その中でもイーソーコグループの選考に進んだのは、他の物流会社とはどこか違う、フレッシュさを感じたからでした。
物流会社というとどこか保守的で固いイメージがあったのですが、イーソーコグループの場合は若い人も多く、ビジネスモデルも意欲的で他の物流会社とは一線を画していました。
選考の結果、晴れてイーソーコグループから内定を頂き、私は就活を終えました。
学生の時分は社会に対する無意識の恐れがあったのですが、入社した今も恐れていた社会的抑圧は感じず、杞憂だったのかとひとまず安心しています。
短いですが、私のこの体験談で一人でも心が軽くなれればなと思います。
みなさんもなんとか頑張ってみてください!
それでは。