西村です。
今回は、私が普段行っている【経理業務の1ヶ月】についてお話したいと思います。
経理業務は1ヶ月のうち上旬・中旬・下旬でやることが決まっています。
大まかですが、自分が担当している経理業務の1ヶ月は以下のようなスケジュールで回っていきます。
【上旬】
入金確認
税金の支払い
【中旬】
会計入力
【下旬】
請求書の作成、発送
支払い
上旬には先月末支払期日の請求額が入金されているかの確認を行い、もし入金がされていないことがあれば、営業担当にお客様への確認依頼をします。
上旬の入金確認や先月末の請求書が落ち着いたら、次は会計入力を行います。
会計入力とは、会計ソフトを使用して、日々の取り引き等を記帳することです。
分かりやすい例でいうと、前の月にどのくらい収入と支出があって、どのくらい利益が出たかを算出します。
下旬になると、売り上げに対する請求書の発行と、お取引先様への支払処理が始まります。
請求書は、各担当者が発行したものが正しく作成されているかチェックをし、発送までを行っています。
決して難しい作業ではありませんが、お金に関わるものなのでミスが許されません。
小数点で合計額が1円ずれていたり、〇月分の数字部分が変わっていない等、細部まで確認する作業なので、つい見落としてしまいそうになりますが、細心の注意を払って取り組んでいます。
また、私が行っている月末支払の処理では、支払リストという「この会社へこの内容で、この金額を払います」というリストを作成しているため、1円たりともずれてはいけないもので、かなり神経を使う仕事です。
全体のスケジュールの中でも請求書に関するものは重要度が高く、人の手も多く関わるため時間がかかります。
そのため、スケジュールの組み方が大切です。
その仕事に専念できれば、それほど時間をかけずに出来るかもしれませんが、ジョブローテーション制度によりさまざまな業務があるため、タスク管理やスケジュール管理がとても大切になります。
自分の作業が終わって終了するのではなく、そのあとに確認や作業をする人がいることを考える必要があり、周りを見る能力が鍛えられているように感じます。
忙しさに緩急がある業務ですが、その分ひと段落したときの達成感はある仕事です。
これからも責任感と緊張感をもって取り組んでいきたいと思います。