こんにちは、チャンです。
私は港区の倉庫会社である、東運ウェアハウス株式会社で働いています。
今回は私のいる現場でも使われている、基本的な倉庫業の専門用語についてお話します。
説明する内容は、①荷主、②荷姿、③WMS、④ピッキング、⑤ロケーション、⑥マテハン、⑦フォークリフト、⑧コンテナ、⑨チャーター便、⑩路線便の10項目です。
①荷主
倉庫は荷物が保管されるところです。
その荷物を預けてくれている企業様を「荷主」といいます。
②荷姿
荷物の外観、もしくは梱包状態をいいます。
ダンボールやフレコン、木箱に入っている等、取扱い製品によって見た目は異なります。
③WMS
「Warehouse Management System」の略で、倉庫管理システムのことを指します。
電子デバイスを利用して円滑な在庫管理、入出庫管理などを可能にします。
④ピッキング
倉庫内にある商品の中から、出荷指示のあったものを集める(ピックアップする)ことを言います。
作業にはスピード、正確性が問われます。
⑤ロケーション
倉庫内で保管する商材をどこに配置するかという住所、番地のようなものです。
「○○会社の△△商材は3階A区画にある」といった感じです。
⑥マテハン
「マテリアルハンドリング」の略で、物流作業を効率よく自動化するための機械を指します。
これには、物を保管したり、運んだり、仕分けしたり、梱包したりするための様々な機械が含まれ、フォークリフトやコンベア、ラック、パレットなど、様々あります。
⑦フォークリフト
荷役用運搬車両の事を指します。
フォークリフトにはカウンターバランス式と、リーチリフトと大きく2種類があります。
カウンターバランス式はドライバーが座って運転し、リーチ式は立って運転します。
カウンターバランス式は転倒しにくく車体強度も高いため、東運ウェアハウスでは主に野外の作業の際に使用しています。
リーチ式は操縦席がないため車体が短く、小回りが利くので、東運ウェアハウスでは主に屋内で使用しています。
⑧コンテナ
貨物を入れて輸送するための入れものです。
コンテナには海上をわたる一般的なドライコンテナや、液体・薬品を入れるタンクコンテナ、温度管理のできるリーファーコンテナ、動物を運ぶためのペンコンテナ等、様々な種類があります。
サイズは20フィートと40フィートが一般的です。
⑨チャーター便
オーダーした会社の荷物のみを希望の目的地へ運ぶ、いわゆる「貸切便」です。。
一度に大量の荷物を運ぶときに使用します。
⑩路線便
不特定多数の荷主の商品を集約し、商品をそれぞれの拠点まで運ぶことを指します。
料金はチャーター便より安く済みます。
調べていて、ペンコンテナの存在を初めて知りました。
チャンでした。