こんにちは。
22卒の金子です。
12月のこの時期はクリスマスから年末年始へと目まぐるしく町の様子が変わっていきますね。
今年の年末年始は異例の長期休暇だそうですが、皆さんどのようにお過ごしになるでしょうか?
さて現在、私は株式会社多摩イーソーコにて倉庫の設備管理や契約管理を行っているのですが、その中で避けては通れず、かつ難しいと感じる業務が「倉庫に入居するテナント様との窓口対応」です。
倉庫はその性質上、用途地域や周辺環境、天井の高さといった条件により 、比較的他の建物よりも利用方法の融通が効く建物です。
あるいは荷物の保管場所として、あるいは建物の中に小部屋を作って事務所として、あるいはお客様の取り扱う商品を販売する店舗として使われる場合もあります。
その自由度の高さもあって、倉庫内の工事や、追加の造作などについて、お客様から多くのご要望を頂きます。
なので、私たち多摩イーソーコ設備管理チームは、オーナー様とテナント様の間に立って、テナント様のご希望の工事内容を確認し、その工事が倉庫に対して「どのようなリスクがあるのか?」、「退去時の原状回復義務をどう整備するか?」、「工事の費用負担を誰が持つことになるのか?」などを精査した上で、着工から完了までの工程を管理していきます。
また、最近の経済状況を背景に、倉庫の賃料相場は上昇を続けており、それに伴い建物の設備管理に必要な工事や点検費用も高騰しています。
そのため、相場感と照らし合わせて不適格な賃料設定のテナント様には、適宜賃料の値上げをしていかなくてはなりません。
ただし、テナント様からしても、値上げはそう易々と受け入れられるものではないので、それ相応の動機や交渉に足る材料を提示する必要があります。
このように、オーナー様とテナント様、双方の要望を通しつつも納得がいく落としどころを模索し、今後の賃貸借のために良好な関係値を保ったまま話を進めるというのが、設備・契約管理業務の難しいところです。
込み入りがちな問題である一方、双方の要望を整理し、錯綜した問題を雪解けさせることができた時には、担当者としてもやりがいを感じます。
人と人とのコミュニケーションが根本にあるので、場当たり的に柔軟な対応を求められる業務ではありますが、今後も努力して自分のメソッドを構築していければと思います。
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