浅野です。
今回は「一番大変だった仕事の話」というテーマで書こうと思います。
一番大変だった仕事、というよりは時期になってしまうのですが、インターンシップを開催するにあたって準備をしていた時期です。
イーソーコグループでは毎年夏にインターンシップを開催しており、その企画に新入社員が携わっています。入社して初めてのプロジェクトというわけです。
有難いことに、新入社員をまとめるリーダーに抜擢してもらい、同期の遠藤さんと二人でみんなの意見を集めながらタイムスケジュールを作っていました。
リーダー自体は学生時代に何度か経験がありましたが仕事の中で務めるのは初めてで、遠藤さんと相談したり、作業を分担しながらスケジュールの作成を行いました。しかし、まだまだみんなの適性もよくわかっていない中、仕事を振ることが上手くいかず、どうしても二人でタスクを抱えることが多くなってしまいました。
今思えば、個性はあれどそれぞれの得意分野がある同期たちなので、得意な子に仕事を分けながら、上手に分担することもできたと思います。
当時は、そんなところまで理解できておらず、ぶつかりながら無理やり二人でこなしていたように今は思います。
リーダーの素質というのは難しいもので、何でもかんでも自分でやりたくなってしまう私は向いていないのかなと日頃から思います。
カリスマ的才能を持ち、何でもかんでもできる人がリーダーに向いているとも限らず、案外何もできない人の方が周りが助けようとするので上手く回ることもあります。
それは、リーダーに求められるのがマネジメント力だからだと私は考えています。
一緒に働くチームメンバーの得手不得手を理解し、どう仕事を振ってあげたら伸びるのか、どういう環境にしてあげたら生き生きと才能やスキルを発揮できるのか、それを考えられる力を持ってこそリーダーの素質を持っている人と言えるのではないでしょうか。
であれば、人をよく観察し、相手を深く理解してあげられる目と、やる気にさせる声かけや環境を作ってあげる技量を持つ必要があります。
その考え方は教育での思考に近いのかなと思います。
たくさんの可能性を抱える子供たちがやりたいことを見つけられる機会を増やし、可能性を広げるための知識と経験を教え込んでいく教師はリーダーに近いのかもしれません。
私は本当に有難いことに、リーダーを任せてもらえる機会があります。
やりたがりで口を突っ込みたがりな私が向いているとは思いませんが、そんな中でも任せて頂いているので頑張りたいとも常々思っています。
また、今後後輩をもっていく身として、最低限のマネジメント力は必要ですし、幅広い業務を行うイーソーコグループだからこそ、たくさんの可能性に触れる環境を作りたいと思っています。
まだまだ「理想のリーダー」にはなれませんが、今後の経験と先輩方の背中、本の中で学び、少しでも近づけるように努力したいと思います。