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【田澤社長に突撃!】物流不動産ユーティリティープレイヤー活躍レポートvol.1【広報課】

イーソーコグループでは、物流を軸に不動産、建築、金融、ITなどに精通し、他動力をもつ物流不動産ユーティリティープレイヤーを、合弁会社や協力会社へと輩出しています。
今回は22卒・金子と23卒・大橋が輩出されている「多摩イーソーコ」の代表取締役・田澤社長に、物流不動産ビジネスへ参入したきっかけや輩出プレイヤーの現状について、広報課・浅野が突撃インタビューを行いました!
※文章作成:広報課・指宿

【田澤 正行社長】
大学を卒業後、銀行に3年間在籍。1992年に共進倉庫に入社し、その後代表取締役に就任。
2020年10月にイーソーコとの合弁会社として、「多摩イーソーコ」を設立し、代表取締役を兼任する。

「もったいない」からの脱却・物流不動産ビジネスへ参入

浅野:田澤社長が物流不動産ビジネスを始めようとしたきっかけを教えてください!

田澤社長:共進倉庫では、当時、空き倉庫のお問い合わせをいただくことが多くありました。
もちろん空いていればご案内しますが、どうしてもご案内しきれないお問い合わせもありまして、ご要望に応えきれないもどかしさがありました。
しかし、そもそも倉庫を貸すという「文化」がなく、むしろ当時は「倉庫の空きは恥ずかしいこと」だと考えられていたので、他社の空き倉庫の情報を得ることがとても難しかったんです。

そんな中、「倉庫を賃貸する」という当時では珍しい物流不動産ビジネスを展開しているイーソーコさんと出会い、大谷会長の熱い思いに感応するとともに、同ビジネスに大きな可能性と将来性を感じました。

加えて、当社の本社がある調布エリアは、物流面で有利な立地になると読んでいたんですよね。
なので、当社が培ってきた倉庫・物流業のノウハウに、不動産業というスキームを併せ持つことで大きなチャンスが生まれると確信し、第2の事業として物流不動産ビジネスに参画しました。

浅野:当時から大谷の熱量はすごかったんですね!

当時は共進倉庫さまの事業の中で展開されていたとお聞きしましたが、合弁会社設立と派遣受け入れのきっかけはどんなものだったんですか?

田澤社長:物流不動産ビジネスは、物流を基軸にして不動産等を掛け合わせたビジネスではありますが、物流業と不動産業では文化も価値観も大きく違います。
物流業は基本的に守りの姿勢が強い仕事なので、新しいことへのハードルが高い上、営業主体で”攻め”の不動産業とは合わない部分がありました。

その結果、物流不動産ビジネスを始めたものの、日々の物流業をやりながらでは不動産業にまで手が回らず、そこに配属する人材も足りないので、必然的に私一人で動く日々が続いていました。

そのうち、本来の物流業に向き合えなくなるほど案件が増え、現状に限界を感じていた時、イーソーコさんから合弁会社設立と物流不動産ビジネスの営業ができる「物流不動産ユーティリティープレイヤー」輩出の提案を受けました。
イーソーコさんと話していく中で、最終的に多摩エリア全体の活性化に繋がると考え、新会社を設立し、プレイヤーを受け入れるに至りました。

社長1人からチームへ・若手人財の活躍

浅野:いままで多くのプレイヤーが多摩イーソーコに携わっていましたよね!
現在、受け入れていただいている22卒・金子と、23卒・大橋の業務内容を教えてください。

田澤:金子さんには、物流不動産の営業業務や倉庫・建物管理業務、マスターリースなど、多岐にわたる多摩イーソーコで行っている業務全般をお任せしています。
マスターリースに関しては現在2箇所あり、今後も多摩イーソーコで取り扱っていく予定なので、そのあたりの対応もお願いしていきたいですね。

大橋さんは、現状週1回だけ出社していることもあり、金子さんのもとで出来る業務から少しずつ携わってもらっています。

浅野:金子が奮闘していることはJOURNAL記事で読みました。
難しいことにチャレンジする機会があって、金子や大橋にとって有難い環境なんだろうなと私も感じています!

プレイヤーを受け入れたことで、当初感じていらっしゃった課題はクリア出来ましたか?

田澤社長:個人的には現場に行くことが減り、私自身の負担が軽減されたことで少し楽になりましたね…!

会社としてもっと成長していくには、多摩エリアの不動産業や金融機関やメーカーさんにも倉庫・物流不動産や工場などの営業をしていきたいと考えています。
あとは、土地を探していて工場拡張したいというメーカーさんも多いので、そういう方々に向けて、多摩イーソーコで土地探しまでも網羅していきたいですね。

浅野:確かに、倉庫・物流不動産以外にも参入することで幅が広がりますよね。

田澤社長:多摩エリアは内陸なので物流センターが多いですが、実はメーカー企業の小規模な工場も多いんです。
昔は「在庫を持たないのが良い」という文化がメーカー企業の中でありましたが、今はそれ一辺倒ではなくなり、ある程度は在庫をもつ風潮になってきているので、倉庫の需要が高まっています。
だからこそ、多摩エリアの新しい客層として、中小のメーカー企業にもどんどん参入していきたいですね!

浅野:これからどんどん多摩エリアで開拓していきたいという熱い気持ちが伝わります!

派遣を受け入れたことで、会社の雰囲気や変化したところなどはありますか?

田澤社長:当社に限らずだと思いますが、現在所属している社員の年齢層は比較的高めで、若い人材を確保することが難しくなってきています。
そこにイーソーコさんの、やる気ある若い人達が来て仕事をしてもらえると、会社の雰囲気が明るくなりますね。

特に金子さんは、真面目で吸収力も非常に高いので、私の社会人2年目の時に比べても素晴らしいと思います!

浅野:ありがとうございます!
そのように言っていただき、広報課の先輩の立場としては嬉しい限りです!

ITで生産性向上・多摩イーソーコの知名度アップ

浅野:逆に物流不動産ユーティリティープレイヤーの輩出に関して、課題に感じていらっしゃることはありますか?

田澤:IT化、DX化の推進ですね。
イーソーコさんも案外アナログな部分があると感じているので、一緒にDXやIT面に力をいれて、業務効率化を図っていきたいと感じています。

浅野:耳が痛いですね…。(笑)
当社もITの活用はかなり意識してますが、やはりどうしてもアナログに頼ってしまう部分もありますね。

ただ、最近ですとITヘルプデスクチームを発足しまして、所属する若手とともに、関連企業の課題をITで解決するプロジェクトが動いています。
ビジネスを加速させる潤滑油であるITをより多くの企業が取り入れられるように、まずはデジタルネイティブであるZ世代を一人前のプレイヤーに育てていくのが今の目標だそうです。

田澤社長:なるほど、そういうプロジェクトがあるんですね。
将来的には多摩イーソーコメンバーと連携をして、ITの力でより生産性を上げることを考えたいなと思っています。

浅野:ぜひご検討いただけたら嬉しいです!

さて、取材に戻りまして、多摩イーソーコの今後の展望を教えてください。

田澤社長:現状は、新しく何かを始めることは考えていません。
まずは今ある業務に真摯に向き合い、多摩エリアでの知名度や実績を固めていくことで、信頼性を構築していくことが目標です。

そのためにも、物流不動産ビジネスの営業の事例を増やしていきたいと思っています。

浅野:信用してもらうには、実績がなによりですもんね。
私は、その実績作りをする金子と大橋を応援しようと思います!

最後に、物流不動産ビジネスへの参入や派遣受け入れを考える会社さんに向けて、一言いただけますか?

田澤社長:物流会社さんにとって物流不動産ビジネスは「不動産」という認識が大きく、関係のない、もしくは参入するにはハードルが高いように感じるかもしれません。
しかし、共進倉庫もイーソーコさんも倉庫業から派生しており、物流業界の文化や事情も理解しているからこそ、合弁会社の「多摩イーソーコ」をともに成長させるべく、協力し合うことができています。

また、違う会社を受け入れて仕事をするということは、大変な部分がやはり多いですが、やり方次第でシナジー効果が生まれ、飛躍的に会社を成長できる可能性を秘めています。

ですので、物流不動産ビジネスに興味がある会社は、豊富なノウハウを持つイーソーコさんに相談してみてはいかがでしょうか?
まずは物流不動産ユーティリティープレイヤーを受け入れ、そこから参入していくのもアリかなと思います!

■構成・テキスト/ドットコムジャーナル編集部

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