こんにちは、岩男です。
受験のシーズンですね。
大学受験の時に、試験会場に消しゴムを持って行き忘れて、少し焦ったことを思い出します。
その試験は無事に受かったので良かったです。
受験勉強をしていた頃も懐かしいです。
さて、社会人生活を4月から始めてもう10ヶ月が経とうとしていますが、私は数か月前まで大学にも通っていました。
会社からも許可を頂き、取り損ねた単位を獲得すべく、9月に卒業するまでは会社に通いながら大学の授業も受けていました。
卒業が出来なかったのは私の力不足と体たらくだったのですが、ご厚意を示して頂いた会社には感謝しています。
また、幸いにもオンデマンドの授業を受けていたので、平日の業務に支障をきたすことはなく、休みの日に授業を受けることができていました。
入社直前までは、大学と仕事を両立することに一抹の不安もありましたが、むしろレアな経験が出来るのではないかという期待も大きかったです。
さて、実際に入社して、レアで奇妙な両輪生活を送りながら気づいたのは、大学と仕事では、課題解決に求められる思考の性質が異なるということです。
端的に言ってしまえば、スピード感のことです。
仕事をする時は1つの課題が終わったら、また次の課題にすぐ飛び移ります。
業務を効率良くこなすために、素早い思考と素早い切り替えが求められます。
しかし、大学ではどちらかというと、1つ1つの課題についてじっくりと考える傾向が強かったように思います。
専門的に勉強したり、研究する上では、誰も思いつかなかったような発想やアイデアが求められるので、それだけ深く考える必要があったのでしょう。
素早く思考を動かすのもスリルや緊張感があって面白いですが、個人的にはゆっくり物事を考えている方が好きなので、社会人として過ごす中でも、沈思黙考できる時間を大切にしたいです。