西村です。
「社会人としてお客様と接する」と聞いて、皆さんはどんなものをイメージしますか?
もちろん職種にもよりますが、一般企業に勤める場合、『お客様と接する機会』は取引先のお客様が多く、売り上げが求められる所謂【営業】と呼ばれるもので、サービス業や接客業における顧客満足のためにする【接客】とは少し違っているものをイメージするかと思います。
少なくとも私はそう思っていました。
イーソーコグループは倉庫に対する色々な事業を手掛けており、基本的には「企業」と取引をする【営業】の会社です。
どちらもお客様を相手にするものですが、私は社会人になるまでお客様と接する=【接客】という先入観をもっていたので、【営業】と【接客】の違いに社会人になってからその使い分けに苦戦しています。
学生時代、私は高校生の時にスーパー、大学生の時に雑貨店でアルバイトをしていて、自分のしたことに「ありがとう」と喜んでもらえる【接客】をするのは好きでした。
大学生のときに働いていたお店の方針は「たとえお店側が損をしても、お客様に気持ちよくお買い物をしてもらう」というもので、私にとってもお客様に対しての考え方の根底はそこにあります。
会社に入り、働くということは変わらなくとも、アルバイトから社員に立場が変わって知ったのは、「社員になるということは、会社の利益も考えなければいけない」ということです。
特に、私が今任せて頂いているco-ba Re-SOHKOは「会員さんに気持ちよく使っていただく」ということを大切にしています。
日々会員さんからのメッセージや、受付でのやり取りで様々な要望を頂きます。
「自分が損をしても、相手のために何かをする」というマインドが染みついていた私は、喜んでその要望を叶えてあげようと思うのですが、お店のようにその要望をかなえてあげる【接客】だけでは会社としての利益が成り立たちません。
こちらだけが損をしないように、時には「出来かねます」とお断りをしたり、対価を求める【営業】をすることもあります。
2年目になった今も「このまま引き受けてしまって良いのか否か」の判断が難しく、後々指導いただくこともしばしばあり、私の課題です。
この判断はco-ba Re-SOHKOに限らず、今携わっている仕事全てに言えることなので、先輩や同僚に報告・連絡・相談をしながら間違った判断をしないよう、気を付けて仕事に臨んでいきたいと思います!