JOURNAL

入社3年目・小川「ITは考える時間9割、作業1割」

【小川 裕貴】
2021年4月に新卒で入社。
6ヶ月間の研修を経て、現在は株式会社イーソーコドットコムに配属。

こんにちは、21卒の小川です。

夏は自分が生まれた季節で一番調子が出てくるときなので、ここで一気に成長できればと思います!

 

今回は、ITにおける仕事の考え方についてお話していきます。

 

その考え方は「ITは考える時間が9割で作業は1割」です。

ITに関する業務は常にパソコン画面と向き合い、キーボードを操作して何かしらの作業をせわしなくしている、といったイメージがあると思います。

もちろん、そういった作業をすることはありますが、それよりも1つの仕事を進めるにあたりどう組み立てたり、作業を進めていくのかを考え、試行錯誤をする時間のほうが多いです。

 

具体的な例を挙げてみましょう。

社内のWi-Fi機器の交換を以前に行ったのですが、実質的な設置時間はたったの1時間ほどです。

しかし、その背後には計画と準備にかける大量の時間が存在します。

 

IT業務では次のようなタスクを行います。

1. 機器の設計:これはどの機器をどこに配置するか、どのような設定を行うか、どの機器を導入するかを決定するフェーズです。
この段階での計画の質は、全体のパフォーマンスに直接影響を与えます。

2. 設定:設計した機器の設定を行います。
これには適切なソフトウェアのインストールや、ネットワークの設定などが含まれます。

3. リスクの洗い出し:このフェーズでは、可能な問題や障害を予測し、それらを防ぐための対策を計画します。
Wi-Fiの場合は繋がりにくいところがどこになるのか、交換するにあたり繋がらない時間は何分くらいでその間はどうするのか、などを考えます。

4. トライアンドエラー:最終的には、設計した機器やシステムが期待通りに機能するかを確認するために、トライアンドエラーを繰り返します。
これは時間と労力を必要とするプロセスであり、徐々に最適な結果に近づくためには不可欠です。
例えば公式のホームページでは動作すると書かれていても、実際にやってみると上手く動作しないこともあります。
そんなときでも設定を変えたり順序を変えたりして、上手くいくまで試します。

以上のようなプロセスを経て、最終的な作業に至ります。

 

物理的な設置時間は短いかもしれませんが、その背後には計画と調整、そして試行錯誤の時間が隠れています。

「たくさん考えた上で実践する!」

これこそが、IT業務の真骨頂であり醍醐味です。

 

まだまだ、思考が足りなかったり実践の数が少なかったりと、課題もありますが、一つずつ成長してITのスペシャリストになれるよう頑張ります!

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