皆さんこんにちは。
21年入社の杉本直紀です。
今回は物流について、特に倉庫の種類についてお話していきます。
「倉庫に種類なんてあるの?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、実は倉庫にもいくつか種類があり、種類によって保管できる荷物内容が変わってきます。
今回はその中でも大きく自家用倉庫と営業倉庫の2種類に分けてご説明いたします。
≪自家用倉庫≫
自家用倉庫は、簡単に言ってしまえば倉庫全般のことを指します。
建物の建築時に目的を「倉庫」として作られた建物は、全て自家用倉庫として使うことができます。
自家用倉庫で保管できるものは、自分(自社)の荷物に限られます。
≪営業倉庫≫
営業倉庫とは、「この倉庫を倉庫業の営業を行うために使います。」という旨を国土交通省に登録した倉庫のことを指します。
倉庫業とは、「お客様の荷物を代金を頂いて預かる」ことです。
つまり、お客様の荷物を代金を頂いて預かるためには、倉庫業登録をした営業倉庫でなければならないのです。
では、なぜ登録が必要なのでしょうか?
答えは、お客様から預かった荷物をきちんと守るために必要だからです。
倉庫業の登録をするには、耐震基準や消防設備等、様々な基準をクリアした建物である必要があり、それを証明する書類が必要になります。
そのような厳しい基準をクリアした倉庫でなければ、何か災害があった時にお客様の荷物を守ることができず、お客様の大切な財産を失わせてしまうことになります。
もしそのようなことになってしまうと、お客様も倉庫業者も被害が大きく、大変なことになってしまいます。
そうならないためにも、倉庫業の登録を必要としているのです。
ここまで自家用倉庫と営業倉庫のお話をしてきましたが、実は営業倉庫の中にもさらに細かく種類が分類されています。
こちらについてはまた機会がありましたら、お話ししようと思います。
少し話が難しかったかもしれませんが、倉庫について少しでも興味を持っていただけますと嬉しいです。
もしご興味を持たれた方は是非調べてみてくださいね!