こんにちは!東運ウェアハウスの竹林です。
現在、イーソーコグループでは23年卒の新入社員の方々がジョブローテーション研修を行なっており、各社で様々な経験を積んでいます。
そのジョブローテーション研修を行うにあたり、新入社員の方々だけでなく、私達先輩社員も受け入れの準備を整えていく必要があります。
そこで、今回は私が所属しております、東運ウェアハウスでどのような準備を行い、どんな業務を指導したのかといった事をお話しできればと思います。
東運ウェアハウスでは基本的に、仕事の役割として「庫内作業担当者」と「事務担当者」の2つに分かれて仕事を進めております。
その為、新入社員の方々には是非とも両方の経験をしていただきたい、というのが私達の考えでした。
研修は新入社員が2名ずつ、約2週間に渡って行う為、進め方として主に3通りの方法が挙げられました。
①午前と午後で庫内と事務を交代
②1週間毎に庫内と事務を交代
③1日毎に庫内と事務を交代
それぞれの方法にメリット、デメリットがありましたが、検討の末、今回は③の1日毎に庫内と事務を交代して業務を行う方針にしました。
理由としては、1日の業務全体を理解してもらうためです。
庫内と事務でどのように連携を図っているか、またそれぞれの現場でイメージのつかなかった事を翌日に解消出来るなど、タイムリーに学んでいく事が出来る環境だと考え、この研修体系にしました。
それでは実際にどのような業務を行ったか、私は主に庫内業務を担当していますので、そちらをメインにお話しいたします。
庫内では主に、段ボールの組立てや梱包、ピッキングといった出荷業務の対応をしていただきました。
流通加工の一番基礎とも言える段ボールの組立てはかなり作業的な内容ですが、テープカッターの扱いに慣れる練習として重要な役割を果たしているので、今後ともお願いしていきたいと思います。
段ボールの組立て、梱包に慣れてきたところで、次はピッキングの指導をしました。
ピッキング作業はお客様へお渡しする商品を取り分ける、いわばお客様に対して特に大きな責任を負う作業なので、指導時に注意する必要があります。
また、指導する側も細心の注意を払いながら検品を行う必要があります。
慣れている既存社員がピッキングを行うのとは異なり、よく起こりがちなミスではなく、イレギュラーなミスをする事があるからです。
ただ、このイレギュラーなミスというのは今後の成長の糧といった意味では、決して悪い事では無いと思います。
当然、ミスが起こらないのであればそれに越した事はありませんが、より多くのリスクを把握しておく事で、次に迎える、より大きな仕事への足掛かりになると考えています。
私は、物流現場は特に「誤り」がはっきりしている環境だと思っています。
私自身、若手の内に物流現場に来て、その「誤り」を回避する為に日々検討を行った事で、社会人としてもより気が引き締まったと感じています。
今後のジョブローテーション研修でも新入社員に作業だけで無く、社会人としての考え方や姿勢も伝えていき、アウトプットする事で自身の成長にも繋げていけたらと思います。