こんにちは!渡辺です!
今年4月から2年目になって配属も変わり、現在週4日はイーソーコの物流不動産部で営業を行い、残りの1日は東運ウェアハウスで入出庫などの現場作業を行っております。
そんな中で今回は「現場と営業の繋がり」についてお話ししていこうと思います。
物流不動産部の営業は、借りたいお客様と貸したいオーナー様をマッチングするために物件の案内や現調、同業界のお客様との情報交換、契約書作成などを行っています。
物流不動産ビジネスの商材は「倉庫」なので、用途としては商品の保管や配送センターとしてのご利用がメインですが、オフィスや撮影スタジオ、ゴルフレッスン場、家具店舗など多種多様な用途で利用を希望するお客様も多いです。
私たちはオーナー様とお客様の間に入り、どちらの立場にも寄り添い、向き合って事柄を進行していく司会者のような役割を果たさなければなりません。
私は4月までは運送業を行っている株式会社LiSでの業務に携わっており、現在は倉庫業メインの東運ウェアハウスに配属されておりますが、それらの経験は営業を行う上で必須であると感じています。
では、なぜ現場での経験が必要なのでしょうか?
それはオーナー様の立場を理解すること、またお客様が希望する用途に対しての知識を深め、提案力を上げるためです。
現場作業では食料品や生活用品などのお客様の荷物の入出庫をメインとし、他にも梱包作業や配送なども行います。
これらを実際に行うことで、荷物の量や倉庫の容量を始め、必要なトラックの種類や入出庫の準備、荷捌きにどのくらい時間がかかりそうかなどといった想定が出来るようになります。
自分自身が倉庫業を日々学ぶことで、オーナー様やお客様の立場となって何が求められているのかを考えることができ、寄り添い方や提案の仕方も工夫ができるようになりました。
週1の中でも、ただ黙然と作業を行うのではなく、営業に繋げるために倉庫を使用する際の商品の特徴や保管効率を考え、その先のお客様にとって何がベストな状況で届くと良いのか、倉庫の知識や情報をインプットしながら頭をフル回転させるように意識しています。
正直大変なことも多いですが、大変だからこそ味わう新しい学びが営業で活かされ、実際に話すことで更に具体的に教えていただけたり、会話が弾んでオーナー様ともお客様ともすぐに打ち解けることができる喜びや成長を感じられます。
オーナー様にとっては倉庫は大切な資産であり、またお客様にとっては普通に家を借りる感覚とは違い、ビジネスとして使用するための重要な決断となります。
正解や完璧はありませんが、難しいビジネスだからこそ関わる全ての人が可能な限りベストな状態になれるように自分の出来る役目を全うし、より提案力を強化するために現場も営業も日々勉強していきたいと思います。