JOURNAL

入社2年目・高橋「倉庫・物流施設に潜む危険」

【高橋 育未】
2019年12月に中途にて入社。
3ヶ月間の研修を経て、現在はイーソーコ株式会社に配属。

こんにちは、高橋です。

これまで「フォークリフトの種類」や「トラック運転手の幸せ」について掲載させていただきましたが、今回は、最近私自身が気になり始めた「事故のリスク」について皆様にお話させていただきたく思います。

 

私はイーソーコグループに入社する前は、倉庫作業員としてフォークリフトを使用する荷役作業を行い、物流に携わってきました。

その時は、私はフォークリフトを「運転する」側にいましたが、最近はフォークリフトに乗る機会も減り、お客様案内時や物件の現地調査の際はフォークリフトに乗っている方々を「見る」側になりました。

 

そこで気づいたのは、運転手が思う危険と歩行者が思う危険の認識の違いがあるということです。

普通自動車を運転する際にも共通する事だとは思うのですが、物流現場での『危険』はそれとはまったくの別物なのだと改めて気づくことが出来ました。

 

「フォークリフトでの作業」と「普通自動車の運転」では明らかに違う点があります。

その中の一つとして信号の有無です。

 

通常、信号があるということは、「いつ止まればよいのか」、「いつ進めばよいのか」または「どこを歩けばよいのか」(横断歩道等)が明確に分かります。

それを守ることによって「事故のリスク」は格段に減ります。

一部においては敷地や倉庫内に信号機を設置している倉庫もありますが、世の中の大多数の倉庫は設置していないかと思います。

 

かと言って、「信号機を設置するべきだ!」とまでは私自身も思いません。

信号機を設置するとなると、

・現状の敷地内や倉庫内のレイアウト変更
・設備の維持・管理費用

等々、問題点は山積みで、思わずためらってしまいます。

 

今後、機械によるオートメーション化が進むことでフォークリフトも乗りやすくなり、よりスムーズに作業を行える環境になっていくのではないかと思います。

もしかしたら普通自動車のように自動でストップする「セーフティ機能」も搭載されるかもしれませんね。

 

それはさておき、冒頭でもお話しましたが、運転手側と歩行者側では危険に関しての認識がかなり違います。

ただ、どちらにおいても共通しているのはやはり「人の意識」だという事です。

 

運転手側も歩行者側もお互いを考え、事故につながる危険を無くしていく努力が必要になります。

フォークリフトに乗ることだけが物流ではありませんし、倉庫を紹介することだけでもなく、すべてを踏まえて考えていく「物流不動産ビジネス」という事業を、以前よりも大切に思うことが出来ました。

日々努力し、今後さらにいろいろなことに携わっていきたいです。

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